ハウツーを求めるなら「いつデブ」よりこちらを。
「いつまでもデブと思うなよ」を以前読んだときは、太っていたときのオタキング・岡田斗司夫の食生活の描写でげんなりして「こりゃ私は対象外だわ」と思いそのまま買いませんでした。
しかし、こちらはハウツーのみを収録しているし、段階ごとに章が分かれていて読みたいところがすぐわかりやすいです。いつデブのときは、エッセイ色が強く、助走・離陸など段階ごとの内容を拾いにくいところがありました。 また村上知子さんの体験談も載っていて、女性向けを意識して編集しなおされたんだな、とわかります。
まとめますと、「レコーディング・ダイエットの仕方」を知りたいならこちらがお勧めです。
しかし、レコダイがどう効果的かを知りたい、キングのケース・スタディを追体験したい、いかに痩せたら楽しいか、というイメージトレーニングを楽しみたい方は「いつデブ」をお薦めします。
私はこの本を読んだあとに「いつデブ」を(今度は完全に)読みました。ある程度書いてある内容がわかっているせいか、中だるみもせず、読みやすかったです。
どちらがいいかと言われると悩みます。 「いつデブ」は読み物として面白いし、一種の自己管理術を著者が身につけるまでのルポとして、自己啓発的でもあります。
著者としてもやはり「『いつデブ』は読んで欲しい!」と「脱デブ」内でも勧めています。
なので、私としては反則?かもし...